無料スクールは魅力的な響きですが誰でも無料で受講できる訳ではありません。年齢・期限・就職先・経験・言語等無料になる条件が厳しく設定されています。また、講師がつかないタイプのスクールもあります。
無料のプログラミングスクールで挫折しない為にはスクール選びが大切です。スクール選びに失敗しない為のポイントをご紹介します。
目次
目的を考える
プログラミングスクールを選ぶにあたって大事なのは、将来目指す先を明確にすることです。
・転職やキャリアアップしたいのか?
・フリーランスになりたいのか?
・アプリやサービスを作りたいだけなのか?
3つの目的のうちどれに当てはまるでしょうか。無料プログラミングスクールの条件に多いのは、提携企業や運営企業への転職が前提となっているということです。
そのため、転職やキャリアアップを目指す方がスクールの対象となってきます。
モチベーションを維持するためにも目標設定を必ずして下さい。
言語や作りたい物を考える
何を作りたいのかによってどの言語をどういう学習スタイルで学ぶべきなのかが変わってきます。
・ホームページ等のWEBサイトを作りたいですか?
・ゲーム制作をしたいですか?
・スマホアプリを制作したいですか?
無料スクールも取り扱う言語が限られている為、作りたいものによってスクールは絞られます。
また選んだ目標の為には、有料のスクールを選択する必要があるケースもあります。
働き方(就職先)を考える
スクールが就職支援まですることが多いため、運営企業や紹介先の企業がどういう雇用形態(正社員、派遣社員等)でどんな開発しているのかを調べることをおすすめします。
フリーランス案件もご紹介出来ますとしていても、フリーランス案件は有料スクールに変更となる場合もありますので働き方をしっかり考えた上でスクールを選びましょう。
スクールを選ぶ
・通学(講師の有無)なのかオンラインなのかを選択する
通学スタイルの場合、コミュニケーションがとりやすいので疑問を解消できずに学習につまずきずらい反面、場所や時間などの制限が発生します。
オンラインスタイルの場合、場所や時間を選ばない反面、モチベーションの維持がしずらいと言われています。
また通学スタイルの場合、個別指導なのか講習スタイルなのか講師がつかない自習スタイルなのかでも合う合わないが変わってきます。
自分に一番あった学習スタイルのスクールを選ぶ必要があります。
・受講期間の長さを選択する
無料スクールの場合は、短期での受講が条件となっているスクールが多いですが未経験から短期間で成果をだす為には毎日の学習時間を考えると学生でないと難しい場合もあります。
目標達成の為には、1ヶ月~6ヶ月の中で無理ない受講期間のスクールを選ぶことも必要です。
・応募条件(年齢制限、学習経験)を確認する
スクール毎に応募可能な年齢制限が設けられています。
また、学習する言語の基礎知識やその他のプログラム基礎知識があることを前提とするスクールもあります。
応募条件は必ず確認してスクールを選択して下さい。
・リスクヘッジをする
働き方を考えた上でスクールを選んでも紹介された企業に入社したい会社があるとは限りません。
給与やどういう仕事がしたいか等具体的に希望がある場合は、転職エージェントを平行して利用することも手段の1つです。転職してブラック企業だったのですぐに退職なんてことにならない為に、別の手段を利用することを頭に入れておくことは大切です。
ただし紹介企業への転職が無料の条件の場合、万が一紹介先の企業ではない会社への就職を希望した際には有料スクールに変わってしまうことがあります。
受講料が10万円位のスクールの場合、有料になったとしてもダメージが少なくてすみます。
そのため、受講料が安いスクールを選ぶことはリスクヘッジになります。紹介される就職先に不安がある場合は、リスクヘッジを考えてみてはいかがでしょうか?
失敗しない為には事前にしっかり調査する!
無料スクールには細かい条件が設定されていることが多い為、失敗しないスクール選びには事前にしっかりとゴールを考えスクールの詳細を調べた上で通うべきスクールを選ぶことです。
失敗しない為の注意点を踏まえてご自分に一番あったスクールを選択して下さい!