システムエンジニア、という職種はよく耳にしますし、求人もよく見かけます。つまり、需要のある仕事なのかな?と思いますが、実際年収などはどのくらいなんでしょうか?意外に低いとも言われるシステムエンジニアの年収についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
システムエンジニアの平均年収
システムエンジニアの平均年収は約500~600万円
まず、とってもきになるシステムエンジニアの平均年収ですが、リクナビNEXTのTech総研の発表によるとだいたい500万円から600万円です。(http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001244)
30代の年収として発表されていて、一般企業に勤めている同年代の平均年収が大体400万円から450万円程度ということを考えると高い水準であることが言えます。ただ、就業している企業の規模や分野によっても収入の増減はするので、その点は自分なりに考えて見ることが大事です。企業の規模が小さければ、それだけ1人1人の仕事の負担割合は増えていきますし、残業することが当たり前となるとどれだけ年収が平均より上回っていても、結果的に残業代を除けば大差なかったり、一般企業よりも少ないという可能性もあります。分野によっても増減しますが、だいたいは500万円くらいは平均的にもらえているので、安定していると考えて大丈夫です。
職種別平均年収ランキング
1位 コンサルティングファーム
エンジニアの中でも最も年収を期待できるのは、コンサルティングファームです。コンサル系はエンジニア分野の中でもサラリーマンのような感覚が強く、平均は600万円から800万円程度で高い企業では1,000万円の年収も夢ではありません。なぜ、ここまで高い年収が期待できるのかというと、徹底した実力主義に基づいているからです。仕事内容は、一般的なエンジニアのように設計や開発というよりも、クライアントが抱える問題点を調査し分析して、解決策をていあんすることです。だからこそ、経験を積むことが大事なポイントになりますし、クライアントに満足してもらえなければ収入にも繋がりません。実力がモノを言う職種なので年収に直結するわけです。ただ、そういう職種なので年収を明確にしていない企業があることも事実なので、注意しましょう。
2位 金融・保険業
金融・保険業のシステムエンジニアの平均年収は700万円程度です。一般企業に勤める人から比べるとかなり高水準ですよね!金融や保険業のシステムエンジニアは主に銀行や証券会社、生命保険会社で勤めることになります。これらの業種は非常に社会の基盤ともなる位置付けにあたるので、責任が重く間違いは許されません。金融・保険の業務システムを担当することがエンジニアの仕事となり、システムの構築や開発を行いながらより業務の効率化を目指しています。証券会社の場合は、FX取引などとても大きなお金が動くような仕事になるので、責任が重い分年収が高く設定されています。やりがいはある仕事ですよね。
3位 外資系
外資系のシステムエンジニアの平均年収は約600~800万円前後です。エンジニアとしてある程度経験を積んだ人なら誰もが転職を考えたことのある外資系のシステムエンジニアは、年収が高い代わりに完全な実力主義です。実力主義、ということはそれだけ入社が困難にもなりますし、無事入社した後もしっかいと成果を出せなければなかなか年収を増やすことは難しいと言えます。外資系なので、英語能力も必要な能力の1つとなり、日本語でも英語でも円滑なコミュニケーションを取れることは条件です。
プログラミング言語別平均年収ランキング
1位 Go
平均年収は約600万円で、Googleが発表したプログラミング言語、webサービスに多く使われています。そもそも、エンジニアとしての年収を上げるためには、しっかりとプログラミング言語を習得していなくてはいけませんし、需要のあるプログラミング言語を知っていなくては意味がありません。Goはまだまだ求人数は少なく、習得している人も少ないですが、年収から見てわかるように今後期待されているプログラミング言語です。なので、かなり注目できるプログラミング言語だと言えます。
2位 Scala
平均年収は約600万円で、webサービスや人工知能など幅広い場面で使われるプログラミング言語です。一般的にエンジニアが求められる部分というのは、こうしたwebサービスの構築だと思います。なので、非常に使い道のあるプログラミング言語だとも言えますし、これからAIのような人工知能がたくさん必要になってくる時代になることは間違いないので、習得していて損はありません。Scalaもまだ求人数は多くありませんが、極めると高い年収を期待することが可能です。1点デメリットとしてあげるなら、学習コストが高いので、開始するまでなかなか踏み出しにくい部分です。
3位 Python
平均年収は約575万円で、最近よく聞くプログラミング言語です。簡潔なコードで書くことが可能なので、プログラ民具初心者にも人気の言語です。これから、システムエンジニアとして頑張ってみたいとか未経験だけどエンジニアを目指したいという人におすすめですし、年収を期待することも可能です。Pythonはwebサービスや人工知能様々な場面で使われるため、習得していると自分の仕事の幅が広く持てるプログラミング言語です。
いかかでしたでしょうか?
システムエンジニアの年収は、一般的な企業に比べて高水準ではありますが、企業規模や職種によって増減するのでしっかりと自分がどれだけの年収を目指したいのか、という点を理解しておきましょう!