インターネットの仕事で多くの人がイメージするのは、webデザイナーではないでしょうか?有名な仕事ではありますが、実際どのような仕事なのかを知っている人はあまりいません。そこで今回は、webデザイナーとしての仕事内容や年収をご紹介します。
目次
webデザイナーとは?
webサイトをデザインする人
その名の通り、企業や個人などのクライアントから依頼を受け、webサイトの見た目をデザインすることです。こんなサイトにしてほしいとかこういう人に見てもらうことを想定しているなどをヒアリングし、イメージ通りのデザインを仕上げることがwebデザイナーの腕の見せ所です。
webデザイナーの年収はどれくらい?将来性は?
平均年収は約300~400万円
企業規模や使えるスキルによって年収は上下しますが、平均年収は300万円から400万円となっています。現代社会において需要が高いと考えられているwebデザイナーですが、正直年収はかなり低いですよね。企業によっては賞与が見込めたり、PhotoshopやIllustratorが使えたりコーティングができるなどスキルが伴っていれば、500万円程度は期待できます。しかし、アメリカやオーストラリアの場合は600万円から700万円がwebデザイナーの平均年収となっているので、海外に比べたら国内のwebデザイナーの年収は低いです。
webデザイナーの将来性
webデザイナーになるために何か必要な資格というものはありません。それだけ、いろんな人がwebデザイナーになれる可能を秘めていますし、webデザイナーの仕事は基本的になくなることはありません。企業でも個人でも自社のwebサイトを持つことは当たり前の世の中になっているので、そんな時は必ずwebデザイナーの力が必要になります。ただ、近年はクライアント側からSEOやマーケティング能力を求められることも多く、こうした部分にも対応できなければ作るだけのwebデザイナーだと将来的に仕事が続かないかもしれません。
webデザイナーは未経験でもなれる?
未経験でもなれる!
webデザイナーは、未経験者でもなることは可能です。ただ、HTMLやCSS、PhotoshopやIllustratorなどのwebデザインに関する知識はあって損はありません。なぜなら、企業がこうしたスキルをwebデザイナーに求める傾向が強いので、習得していなければ仕事を見つけることすらままならないからです。これらのスキルは、独学で習得することが可能なので、webデザイナーを目指したい人は覚えておきましょう。
資格は特に必要なし
webデザイナーになるために、特に必須となる資格はありません。資格よりも、今までどのようなものを作ってきたのかという実績とスキルが必要になってきます。会社としては勉強だけしてきた人よりも仕事しての即戦力がほしいと思っているので、webデザイナーとして働くための基礎知識とスキルをしっかりと把握し、どんなものが作れるのかの方が大事です。
独学でwebデザイナーになるには
HTML、CSS、JavaScriptを習得しよう
webデザイナーになるためには、HTML・CSSはまず必要不可欠な知識です。プログラミング言語の中でもwebデザインで必要になる言語なので、必ず覚えておきましょう。さらに、webに動きを加えるJavaScriptのスキル知識も必要です。JavaScriptは、サイトがユーザーにとってどのような見方になるのかを知るためには必須なので、この3つは絶対に習得してください。
Photoshop、Illustratorを習得しよう
最近webデザイナーの募集の際に、PhotoshopやIllustratorが使えることが必須条件にしている企業が増えています。この2つのスキルはデザインツールとして有名なソフトで、Photoshopは画像編集ソフトとして有名でデザイン業務を行う際は必須とも言えます。Illustratorはロゴ作成をする際に役立つので、企業的には必要なスキルです。
ポートフォリオを作ろう
ポートフォリオ、というのは自分が作った作品のことです。webデザイナーの場合、スキルや知識はもちろんのこと、どのような技術を用いてどのような作品を作り上げることができるのかというのは重要なポイントです。自分のアピールになるので、作っておくにこしたことはありません。
いかがでしょうか。
webデザイナーは、あまり高収入を期待することができませんが、実績を積んでいくことによって将来性のある仕事ではあります。興味がある人は、必須スキルを習得して自分を高めておきましょう!